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個別指導で成績が上がらない理由
2022/10/23
一斉指導の塾では一部の生徒を
除いて授業についていけないか、
分かっていることを他の生徒に
合わせて我慢して授業を聞いて
いるかのどちらかです。
どちらにしても効率が悪いです。
やはりここは個別指導でしょ。
個別指導なら一人ひとりに合った
指導で自分の分からないことを
じっくり教えてくれるから安心。
でも…
ちょっと待ってください。
個別指導では成績は上がらないと
塾の先生の間でささやかれている
のをご存知ですか。
理由は、
生徒が先生に依存してしまって
ツバメの赤ちゃんみたいにただ口
を開けてエサを待っている状態だ
からだそうです。
自分で考えようとしなくなるそう
です。
さらに1対1や1対2の個別指導
の場合、先生と生徒の間で馴れ合い
がでてきて
生徒はわがままになって
先生の言うことをしっかり聞かなく
なるそうです。
先生も先生で生徒一人に嫌われたら
塾の先生を首になってしまうので
あまり生徒に強くは言えないという
ことです。
さらに、他の生徒との競争がないの
で自分で先に進もうという気力も
失せるようです。
(ここまでは私の塾仲間で1対2の
個別指導塾を経営している先生の
話ですので、個別指導塾全体では
ないと思いますが…)
こうしてせっかく個別指導の塾に
入れたのに…となってしまいます。
ではどうしたらいいのでしょうか。
まず自分で動かないと進まない個別
指導がいいです。
ただ口を開けて勉強することを指図
されるまで待っているのではなく
自分から先生のところに行って質問
する。
(教えてもらう時は1対1で)。
こうした自発的な態度が成績向上に
つながります。
親に言われないと勉強をちっともし
ない。
先生に言われたところだけしぶしぶ
やる…
こうした学習態度はもともと生徒が
自分でやろうという気持ちを親も
塾の先生も奪っているからです。
塾に欠席や遅刻する時も自分で連絡す
る。
勉強方法も自分から先生に聞きに行く。
自分の勉強のことは自分で何でもやって
解決できるようにする。
こうした積極性こそ学力アップにつなが
るのではないでしょうか。