子どもに勉強しろ、勉強しろと
口をすっぱくして言っても子どもはやりません。
子どもにとっては勉強は大事なんだという意識が
ないからです。
それを無理やりやらせたり、ゲームを取りあげて
勉強をやらせようとしても
子どもは親を憎んだり、勉強がますます嫌いになる
ばかりです。
かといって、
「勉強なんかやらなくていい」
「勉強よりもスポーツや遊びの方が大事だ」と
親がもっともらしく言ったら、子どもは待って
ましたとばかり、勉強をまったくやらなくなり
ます。
それでは大人になったとき苦労するのではない
でしょうか。
海外との取引では英語が必要です。
仕事上の法律を知るにも、国語力が要求されます。
コックさんになるにもレシピを研究したり、部下を
まとめるには本を読まなくてはなりません。
やはり勉強は大事なのです。
そこで、親御さんとしては子どもさんと将来の夢を
語り合い、大人になったときどんな仕事をしたいのか、
そして、その仕事をするうえで勉強がいかに大事にな
るのかを納得させる必要があります。
そうすれば、子どもは自分から勉強するようになります。
もちろん、学校の勉強だけが勉強ではありません。
そのお子さんにとって将来お金を得て生きていく
上で何が必要でそのためには何を勉強しなければ
いけないのかを親御さんが話してあげられればいい
ですね、人生の先輩として。