お子さん100人に聞きました。
「勉強は楽しいですか?」
きっと100人中楽しいと答えた子は
1人いるかいないかでしょう。
勉強それ自体が楽しいというお子さんは
私の経験からもごくわずかです。
でも、やる子はやります。
ほとんどのお子さんが勉強を楽しいと
思っていないのに勉強を熱心にやる子と
やらない子がいるのはどうしてでしょう。
そうなんです。
やる子は目標や夢があるからなんです。
自分はどうしても○○高校に行きたい。
自分は将来医者になって難病の人を助けたい。
そうした目標や夢があるからこそがんばれるんです。
夢は一時的なものであっても構いません。
夢に向かって進もうと思うから勉強をやる気になるのです。
そうして勉強をやっているうちに勉強自体のたのしさに気づき
ます。
何のために勉強をやるのかも分からないでただやりなさい!
勉強は大切なのだよ。勉強をしないと将来困るよ!と言われて
も納得できません。
納得もできないのにやらされるから、ますます勉強がきらいに
なってしまうのです。
お子さんと将来の夢を語りましょう。将来でなくてもいいです。
来年の夢(目標?)でも構いません。できるだけ楽しい目標です。
一旦目標ができればお子さんも俄然張り切って勉強をやります。
辛くてもやります。大変でもやります。
うちの子、本当に勉強しないんです、と悩むより、お子さんと
一緒に夢を語り合いましょう。